まだ少し冬の匂いを残した春風が俺の髪を揺らす。

そして、君の髪も…











春の色をした日差しが差し込む昼休み。

校庭で騒ぐ生徒達の声が遠くに聞こえる裏庭は、俺と啓太の秘密の場所。

2人肩を寄せ合いながら他愛のない話をしたり、昔話をしたり…

この季節になると暖かさに負けて話の途中で啓太は寝息を立ててしまう。

小さく静かな寝息を聞きながら啓太の顔を覗き込む。

昔の面影を残す、まだ幼い顔。…って言うと怒られるんだけど。



起こさないように顔を近づけ、そっと唇を重ね寝息を飲み込む。

ちゅっと音を立てて唇を離すと、啓太はうっすらと目を開き、やんわりと微笑んでくる。

そっと引き寄せて抱きしめ、再び口付けをする。

啓太も俺に答えてぎゅっと抱きつく。






ずっと守りたかった君が、今こうして俺の腕の中に居る。

こんな幸せな事を、俺は知らない。

君もそう思ってくれるのならば、どうかこの手を離さないでくれ。

俺は決して離したりなはしないから…。







End





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正味20分くらいで書き上げました。
ほぼ内容なし(爆)
むしろ詩に近いよね(笑)
ただラブラブ〜な2人を書きたかっただけでございます(笑笑)
基本的に甘いの好きなんでたまに和啓って書きたくなるんですよね。
甘は和啓が一番書きやすいデス。




2005.03.×× Hana.K



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創天サマ